仕事を断るのは大切だけど断り方も大切だと思った
組織に所属している以上は、自分の仕事に関係ない仕事を任されることもあるでしょう。そのような役割もある意味重要です。
誰かがやらなきゃいけない場合が多いとは思います。
が
やることが多いんだよ!
中には雑用ともいえる本当にどうでもいい仕事があるものです。あまり深く関わりのなかった人が、卒業する際に送別会を開くのはまだわかる。でも色紙はいらんだろう。
私のような薄情人間を色紙作成に駆り立てたところで、送別者の心に残るような印象深いものは作れるわけなかろうが。
そのような色紙は断じていらん。少なくとも私はもらいたくない。
無理に書いて適当な出来栄えになるより、いっそ作らないほうが良かろう。
俺はできないと断ろう。
ただし断り方がまずかった。
ただでさえ他の作業で手一杯だった同期に対して、できません、と面と向かって言ってしまった。
「みんなが忙しいと思うから他の作業もやっていたのに。色紙づくりすらしてくれないの?(信じられない、絶句、失望)」
そう。彼女自身の言葉にあるように、彼女は人よりも作業を先に片づけてくれていた、優秀な人である。
そんな人に対して、できないと言うのは確かに自分勝手だったと思う。彼女にも申し訳ないと思っている。
せめて、できない、と伝えるだけ以外に、言い方というものがあったかも知れない。
例えば、
色々お願いしちゃってごめん。(先んじて仕事をしてくれる事への気遣い)
色紙の件だけど、もし自分が送別される側だったら、色紙は欲しくないと思う。(考えの根拠となる感情を示す)
だから色紙づくりをやるつもりはないんだ。(自分の主張)
そのかわり送別会の段取りはやらせてもらえないだろうか。(妥協案の提案)
できない、とだけ伝えるよりマシになった(気がする)。
自分で書いてて断ったのがひどい事をした気がしてくる。
いやでもしょうがない。うん。できない。
今は自分を納得させる時間とします。
立派な大人になりたいと思った出来事でした。