投資って何のこと(金持ち父さんの投資ガイド入門編を読んだ感想)
神谷町のTSUTAYAをウロウロして、気になった本を購入しました。
金持ち父さんシリーズ第3弾、投資ガイド入門編です。
今は改訂版も出ているようです。
金持ち父さんの投資ガイド 入門編―投資力をつける16のレッスン
投資って、普通に生活してると絶対勉強しないことなんですよね。
だから何が何だかわからない。
胡散臭い。騙される不安が大きい。
なので投資とか触れないで避けて来ました。
でも最近は普通の生活にも不安があります。
意義のない作業や、無駄に長い打合せ、スキルアップも見込めない。
そして何より、このまま時間もお金もない老後になるのが嫌です。
そこで、徐々に投資のことも勉強したいと思ってこの本を読みました。
金持ち父さんの投資ガイド入門編
副題「投資力をつける16のレッスン」とある通り、投資をする上での心構えを全16章で説明しています。
特に、なぜ投資が複雑になるのか解説する章が勉強になりました。
例えば不動産や株の売買はどっちも投資に当たるんですよね。
扱う商品が違うと、セオリーが違います。
すると不動産の売買の話と、株の売買の話では、同じように投資の話をしているのに前提というか、共有する常識が全く異なるんです。
全く知らない私からすると、投資 = 一つの価値観 だったので、これは発見でした。
老後のために投資がしたいから投資の勉強、というのは範囲が広すぎて行動できません。
不動産投資なら不動産の勉強、株投資なら株の勉強ってのが、当たり前ですけど、大事なんだなーと気付きました。
だから投資って漠然としてて、言葉があいまいなんですよね。
それが投資を複雑に感じさせたのかも知れません。
投資をするにあたって、何より勉強が必要だなーと感じました。
例えば基本的な税法(法人の場合は経費が落とせるから所得税が云々…)も理解できてないですし。
まあこの点は投資に限らず、すべてそうですよね。
全体の感想
投資に胡散臭さを感じていただけに、文章が明確で、調子が良すぎず、現実的なところに好感を持ちました。
投資って何を指すのか分からない。
投資は胡散臭い。
だからこの本も胡散臭い。
と思っている人におすすめしたい本でした。
ちなみに大学1年生の頃に、シリーズ第1弾の「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだときは、何を言ってるのかさっぱりわかりませんでした。
語彙が不足して、文章を理解できなかったからです。
少し成長して勉強した今、第3弾が読めました。
見慣れない言葉が多く並ぶ分野ですが、勉強を重ねていけば読めると信じて継続していきます。
金持ち父さんの投資ガイド 入門編―投資力をつける16のレッスン
- 作者: ロバートキヨサキ,シャロンレクター
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2002/03/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 12人 クリック: 273回
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