しゃべるシーラカンス

釣りして読書してのんびりしたい

アウトプットの重要性を整理したい

アウトプットは重要です。

 

いきなりアウトプットと言っても、日本語で言えよって思うので

 アウトプット = 話す・書くのどちらか。自発的に作る・作り出すこと。

 とします。

 

アウトプットが重要な理由は、思うに3つ。

 インプットの効率が上がる

 次回のアウトプットの練習になる

 話がうまくなる

 

この文章も自分の考えをまとめることで、話が上手くなれたらと思って書いてます。

 

  • インプットの効率が上がる

アウトプットを前提としたインプットは質が違います。すると少ない時間でも多くの情報が手に入り、実際に操れるようになります。

 

授業の最後に小テスト(アウトプット)があると言われたらその授業だけでも集中して聞く(インプット)でしょう。実際に小テストも事前に言われた場合と言われてない場合では、成績に大きな差が生まれるはずです。

 

似たようなことは私生活でも。

 「好きな食べ物はなんですか?」

普段から人とコミュニケーションをとる人なら、特に意識せずに答えられるでしょう。普段から誰かに話すという小テストを意識していて、多くの情報を手に入れられるからです。

 

パッと答えが出てない人、詰まってなかなか説明できない人は普段から誰かと話す小テストを意識していない可能性が高いです。私です。

 

「好きな食べ物はなんですか?」

「(あれ、意外とこれが好きって出てこない。寿司も天ぷらも好きだけどなんか違う気がする…)うーん。そうですねー。サラダチキンですね!筋肉をつけるにはサラダチキンがいいんで!(これも違う気が…)」

「そうなんですね~」

「(あれ、語れるような魅力がでてこない。)」

 

サラダチキンが好きなことはまあ嘘ではないので良いとしましょう。

ここで問題なのはサラダチキンの好きなところ、情報を言葉を使って伝える、操れるレベルまでインプットしていなかったことです。それに、そこまで好きでもない食べ物を答えてしまうと後が大変です。特に思い入れもないから、語れません。何度似たような状況を経験したか。

 

一度人と話さない期間ができてしまうと、再び人と話す機会ができた時、先の例以上にしゃべれません。すると余計話が弾まなくなり、コミュニケーションがとりにくくなる。負のスパイラルにはまってしまいます。

 

そんなことがないように普段からアウトプットを前提としてインプットを心がけて、多くの情報をインプットできるようにする必要があります。

 

 

  • 次回のアウトプットの練習になる

まず下手でもアウトプットしてしまう。それをもとに次に話すとき、書くときに直した方が断然効率的です。

 

最初から話が上手い人はいません。いてもほんの一握りです。話が上手いマグロの解体ショーをサービスとしてやっている板前さんは、ショー中のセリフはアドリブでなく台本通りだとか。

 

最初から話が上手いのは、それが初めて会った時だからです。その裏には膨大な努力があることが想像できます。

 

まず上手くなるためには練習する基盤、つまりたたき台が必要です。ある程度まで仕上がったアウトプットがあれば、次に必要になったときその台本を手直しすれば少ない労力で高いパフォーマンスが期待できます。

 

 

  • 話がうまくなる

次回のアウトプットの練習を繰り返すと、特定の話題についてスラスラと、自分の言葉で話せるようになります。

 

複数の話題でそうなればおのずと話もうまくなるでしょう。すると人との会話が弾み、コミュニケーションが楽しくなり、正のスパイラルに乗ることができます。

 

こうなるのが理想です。今もこうなれたらいいなあと思いながら書いてます。

 

しかし、これはあくまで自分目線で上手く話せるかどうかの話。コミュニケーションは結局相手がいることで成り立ちます。相手が心地よく話せるようすると念頭に置いて会話をするべきです。自分で話すべき時は、アウトプットの練習の成果を出して自分の言葉で話せれば、相手も話せて自分も話せる。ウィンウィンだと思います。

 

 

ともかく何も話せなくても、何も書けなくても、やることです。継続することです。